三段全段差動プッシュプルアンプ_6P43P-E(その8)

その7で出力管を6P43P-Eから6GC5に変更してみましたが結局、100Hz時の歪み率が1kHz,10kHzと明らかに異なる結果となりました。ただ、出力管を変更する事で出てくる音が私の好みの方向に変化した事が分かったのは良いことでした。それと、何気に選んだ6GC5が6W6GTの親戚であることが分かったのも良かったです。

しかし、いかんせん歪み率が気になります。歪み率が変になる原因はやはり出力トランス(PMF-25P)に原因があるのでしょうか? ここでふと気が付いたことが。6GC5は6W6GTの親戚である事。そして6W6GT(のヒータ電圧違いの12W6GT)は元々いつか使おうとロードラインを引いた上にそれ用の出力トランスも買っていたという事。もうこれは出力トランスを入れ替えるしかないでしょ。という事でやってみました。

6W6GTで使おうとしていた出力トランスはソフトンのRコアを使用したプッシュプル用のRX-30-8(8KΩ,30W)です。これ、1次側が8kΩなのは良いのですが、2次側が6Ωなんですよね。なので2次側に8Ωを繋いだ時の1次側のインピーダンスを算出すると10.7kΩ相当になります。この条件でロードラインを引くと動作点は 220V, 31mA あたりがよさそう。で、この値って6P43P-Eで引いてた動作点とほぼ同じです。なので電源回路、定電流回路はそのままでよさそうです。なので、暫定取り付けてみることにしました。といってもいきなりシャーシに穴を空けるのは流石に勇気がなく、既存の穴から線を引き出してシャーシの外でトランスと結線しました。

3diffpp_6p43pe_ei_35.png

3diffpp_6p43pe_ei_32.jpg

電源ONで各所の電圧を計測して問題ないことを確認し、周波数特性を簡単に確認したのちにいきなりスピーカに繋いで音出ししてみました。すると、出力トランスを変更するだけでこれだけも音に変化があるのかという具合に今まで無理くり出していた感があったところを軽く超えて音が出てくるのです。ただ、その分アラも顕著に表れてきていてどうしたら良いのか途方に暮れてしまい、この時の周波数特性と歪み率を記録するのを忘れていました。

さてさてこの先どうしたものか…。

ともあれ、出力トランスを変更すると良い方向に音が変わることはわかったので、気力のあるうちにトランス交換用にシャーシに穴を空けて配線をすましておきました。至る所に電解コンデンサを追加したりしているので元の回路とは少しずつ変わってきています。

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