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電源回路の考察(1)

ぺるけさんのAC100V版ヘッドフォンアンプを作ろうと1年くらい前からチョボチョボと部品を集めていました。ただ、オリジナルのデッドコピーでは面白くありません。そこでFET差動増幅プリアンプでも使用したPROST式LED電源を今回も使おうと思います。

問題は流す電流です。元々この電源はDACに使用する事を前提に作られていて取り出す電流量は少な目である事によって安定状態を保っている部分があります。ヘッドフォンアンプではDC分で42mA必要で、AC分ではつなげるヘッドフォンにもよりますが、結構な電流を必要とします。

そこで、LED電源の定電圧を邪魔せず、且つ大電流が取り出せる方法を散策していました。
行き着いた解が「インバーテッドダーリントン接続」です(Complimentary Feedback Pair(CFP)とも言うらしい)。回路図的にはこんなです。

LED電源+インバーテッドダーリントン


終段のNPNトランジスタ(仮として2SC1013)の部分にPNPトランジスタ(仮として2SA999)を付ける構成です。PNPトランジスタ部分に大電流を流せるトランジスタを採用すると相応の電流が流せます。また、肝心の定電圧の維持ですが、インバーテッドダーリントン接続の場合、1つのトランジスタ(図の回路ではNPNトランジスタ)のVbeが影響してくるだけなので維持されます。

問題は大量の帰還がかかるので発振する可能性があるらしい事です。作ってみて発振した場合、PNPトランジスタのベース-エミッタ間にパスコンを入れると良いのでは?と考えているのだが、果たしてそれで合っているのだろうか…。
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