オーディオ用 R-2R型DAC (その15)

FETの静電容量に伴うスイッチング速度の遅延に悩まされています。FETを使う限り、この遅延はやむえないのですが、なるべく…100nsオーダー位に短くしたいのです。

以前の回路で作った場合はどうしてもFET内に溜まった電荷が移動しにくく、結果的にスイッチング速度が1usオーダーになってしまってました。テスト基板を作ってみて初めてこの事に気が付いて…というか、教えてもらって分かった事です。

この時、回路シミュレータを使うと回路を組まなくても事前にある程度の動作確認ができる事を痛感しました。が、今度はこの回路シミュレータで振り回されています。フリーで使える回路シミュレータの定番はやはり LTSpice だと思いますが、使用候補に上がっているFETのモデルファイルが、Spice用だったり、PSpice用だったりします。今まで、ごくごく簡単な回路しかシミュレータを使った事がなかったので、LTSpice にこれら用に作られたモデルファイルを入れ込む事ができない…とういか、内部の細かい部分を調べていないので入れ込めたはいいが、あっているかどうか分からないのです。

今、使用しているFETは DMN2075U, DMP2066LSN です。これらのSpiceモデルファイルも製造元のHPで公開されてますが、LTSpiceに入れると、変な動作をします。これがなかなか曲者。LTSpiceに最初から登録されているFETのモデルファイルを使用すると結構良い感じの結果を得ているので…。

結局、以下の構成で R-2R の "前半のR" 部分を4bit分くらいの実機を作ってみようかと思ってます。諸事情で実作業ができる時間が限られているので波形録りまで漕ぎ付けるのに少し時間がかかりそうです。

inside_reg_2

Raは値が大きい方がさそうなのと、どうせなら全部同じ値の抵抗を使いたいので(そうしないと選別作業が大変)、Ra=10kΩにして、5kΩの所も10kΩを並列接続して作る予定です。

因みに、FETの第2候補の FDS8928A もモデルが公開されています。PSpice、それもOrCADで使えますよう~みたいな書き方でした。
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