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FET差動バランス型ヘッドホンアンプの作成(その1)

ぺるけさんが、FET差動バランス型ヘッドホンアンプの回路を公開されました。このアンプは以前に作成されたアンバランス型のヘッドホンアンプの回路をベースにされた回路で、前段の差動回路の反対側から反転した波形を採りだしてダイヤモンドバッファで電力増幅してます。

ただ単に非反転と反転回路の出力をヘッドホンのHOT/COLD端子に入れるだけか…と思いきや、結構工夫された構成になってます。ダイヤモンドバッファ段で全トランジスタをA級動作させることによって、信号経路にGNDが入らなくなり、これによって、+電源とGND間を繋ぐコンデンサには信号が回り込まなくなっています。また、差動回路の両側を信号用に使ってしまうので、負帰還回路がp-g帰還になっています。p-g帰還については以前、利得・入力インピーダンスの式をblogで簡単ですが導出しています。

ぺるけさんの回路をそのまま使うのも良いのですが、自分の頭を鍛えたいのと、据え置き型にするなら他のアンプ等とケースサイズを合わせたく(YM-300)、そうするとSW電源仕様では空きスペースがもったいないので、トランスを使った電源を作成しようと思います。

公開されたバランス型ヘッドホンアンプでは12V版のアンバランス型ヘッドホンアンプがベースとなっていて、ダイヤモンドバッファの前段部分を強化し、後段部分のアイドリング電流を増やすことによってA級動作する領域を広げられています。

A級動作領域がどういった条件下で実現するのかはここの<出力段…ヘッドホン駆動のメカニズム>のところで解説されています。アンバランス型のSEPPの説明になるのでバランス型とは少し電流の流れ先(元)が異なりますが、定数の決め方はおおむね同じです。

バランス版の後段部分のアイドル電流がアンバランス版(12V版)の21mAから27mAに増やされているらしいです……が、実は、アンバランス版(AC100V版)では既に31mAまで増やされています。また、前段部分の強化も行われているので、差動増幅回路とダイヤモンドバッファ部分の定数はAC100V版の値をそっくりそのまま使うことができます。
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