USB→JTAGのドングルを作成しようかな…
Strawberry Linuxで売っている ARM-USB-TINY は入荷待ちに成っている。更にコレを扱っている千石電商(店頭のみ)にも行ってきたがこちらも入荷待ち状態。ソリトンウェーブではまだ購入できそう? こっちは状況が分りません。Interface2009年5月号についてきた LPC2388 の基板用に購入された人が多いのだろうか?
何れにしても、私が手を出せるのはまだまだ先なのでその頃には即購入できる状況になっているとは思うが……それでは面白くないんでない?へそ曲がり精神丸出しで色々と調べてみました。
■そもそも、ARM-USB-TINY を使う目的は?
本ではFlashMagicを使って書き込むように書かれています。書き込みだけであればコレだけでいいでしょう。デバッガを使って本格的なデバッグをしようとするとJTAGを使う事になります。Interface2009年4月号で紹介しているIARのembedded Workbenchでは IAR J-リンク を使って USB→JTAGのケーブルにしています。でも、これって4万円もするんですよね~。更にIARのembedded Workbenchがフリーで使えるROMサイズが 32kB までってことになってます。
フリーでサイズ制限なし、デバッグ機能付きの環境を構築するにはGCCとOpenOCDを使う事になります。GCCはコンパイラ、アセンブラ、リンカ等の書き込みファイルを作成するためのツール群で、OpenOCDがデバッガソフトになります。で、この OpenOCD を使う環境の一つとして ARM-USB-TINY があるのです。
OpenOCDはコンソールデバッガなのでIDE環境になれた人には使い辛いかと思います。フリーのIDE環境として Eclipse を使う方法があります。GCC+OpenOCD+Eclipseの環境構築方法をZUSさんがHPにまとめられているので参考になります。
■ARM-USB-TINY でないといけないのか?
OpenOCDがサポートしている環境としてはFTDICHIPのD2XXが使用できます。具体的には FTD2232 というICを使っているUSB→JTAGケーブルはほぼ全て対応しています。他にはも色々と対応しているみたいです。USBprogにも対応してるんですね。あっ、JTAG Hardware Dongle(ドングル)って言うんですね。
Xilnx DLC5なら持ってますが…パラレルポートって10年前に買った遅い
ノートPCにしか付いてないんですよね…。何気にXilinxのHW-USB-II-Gを
持っているのでこれが使えればよかったのでっすが、対応してないですね。
■ドングルを作る?
やはりUSB対応のドングルが欲しいです。しかし、ARM-USB-TINY 6,500円ってのは高い気がします。自作して安くできないかと検索していると、同じ FTD2232 を使ったAmontec JTAG key の cloneの回路図が公開されています。また、神木さんがそれらしき物を作られています。っとココまで来て Design Wave Magazine 2008年 6月号 に「ARMプロセッサで使える汎用JTAGデバッガを自作する」という内容で JTAG key の clone を作成されてます。部品点数も少ないし、RS-232Cもついでに付ける事ができるのでコレを作ってみようかな。ツール工房からなかなか手頃なボード(USB2232)が出ているが、自分で部品を集めた方が安く出来そうだ。
何れにしても、私が手を出せるのはまだまだ先なのでその頃には即購入できる状況になっているとは思うが……それでは面白くないんでない?へそ曲がり精神丸出しで色々と調べてみました。
■そもそも、ARM-USB-TINY を使う目的は?
本ではFlashMagicを使って書き込むように書かれています。書き込みだけであればコレだけでいいでしょう。デバッガを使って本格的なデバッグをしようとするとJTAGを使う事になります。Interface2009年4月号で紹介しているIARのembedded Workbenchでは IAR J-リンク を使って USB→JTAGのケーブルにしています。でも、これって4万円もするんですよね~。更にIARのembedded Workbenchがフリーで使えるROMサイズが 32kB までってことになってます。
フリーでサイズ制限なし、デバッグ機能付きの環境を構築するにはGCCとOpenOCDを使う事になります。GCCはコンパイラ、アセンブラ、リンカ等の書き込みファイルを作成するためのツール群で、OpenOCDがデバッガソフトになります。で、この OpenOCD を使う環境の一つとして ARM-USB-TINY があるのです。
OpenOCDはコンソールデバッガなのでIDE環境になれた人には使い辛いかと思います。フリーのIDE環境として Eclipse を使う方法があります。GCC+OpenOCD+Eclipseの環境構築方法をZUSさんがHPにまとめられているので参考になります。
■ARM-USB-TINY でないといけないのか?
OpenOCDがサポートしている環境としてはFTDICHIPのD2XXが使用できます。具体的には FTD2232 というICを使っているUSB→JTAGケーブルはほぼ全て対応しています。他にはも色々と対応しているみたいです。USBprogにも対応してるんですね。あっ、JTAG Hardware Dongle(ドングル)って言うんですね。
Xilnx DLC5なら持ってますが…パラレルポートって10年前に買った遅い
ノートPCにしか付いてないんですよね…。何気にXilinxのHW-USB-II-Gを
持っているのでこれが使えればよかったのでっすが、対応してないですね。
■ドングルを作る?
やはりUSB対応のドングルが欲しいです。しかし、ARM-USB-TINY 6,500円ってのは高い気がします。自作して安くできないかと検索していると、同じ FTD2232 を使ったAmontec JTAG key の cloneの回路図が公開されています。また、神木さんがそれらしき物を作られています。っとココまで来て Design Wave Magazine 2008年 6月号 に「ARMプロセッサで使える汎用JTAGデバッガを自作する」という内容で JTAG key の clone を作成されてます。部品点数も少ないし、RS-232Cもついでに付ける事ができるのでコレを作ってみようかな。ツール工房からなかなか手頃なボード(USB2232)が出ているが、自分で部品を集めた方が安く出来そうだ。
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