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真空管カーブトレーサ(6)

真空管のカーブトレーサは真空管の寛大な特性を利用して、既定の最大電力以上の部分もトレースするので、交流といえどもプレート電圧をかけ続けるのはよくない。特に最大電力を大幅に超えて測定しようとしてしまうので。

ということで、一定時間(30ms)だけONにして後はOFF(抵抗でプレートとカソードが繋がった形になるのでこの間の電圧は0Vになる)にする回路を作成しました。

on_time_controller

RIMG0295

この回路、006Pの乾電池を使う事によって回路全体をフロート状態…GNDを+Bの端子に繋ぐ…で使う事によって、見かけ上、9V電源を使ったON-OFF制御回路になっています。ON時間をチョッと変更するだけで比較正確に制御できるように小型のマイコン(ATtiny13A)を使用しました。

マイコンの仕事はSWが押されるまでスリープ(低消費電力モード)でSWが押されたら起き出し、本当にSWが押されたのかを判定して押されていたのなら30ms間 高耐圧MOS-FETをONにすると共に、LEDを50ms間ONにします。でまたスリープ…Zzz。

30msの理由は、50Hzの全波整流を利用するので、その1山の更に半分の時間が最低必要で、オシロスコープで計測する時に、低めの電圧で立ち下がり通過待ちのワンショットトリガを張り、前述の時間を計測できる時間分+αということで決めました。+Bの脈流に同期させればもっと短時間ですむのですが、回路が少々複雑になりますので強制的にON-OFFする事にしました。なので、検査対象のインダクタンスが大きいと+B脈流が高い時に想定急にONになると、想定以上の電圧になってしまいますが、真空管のP-K間なので大丈夫でしょう…。

tube_curve_tracer_test_20110813_01

上の波形の様に、途中からいきなりONにしています。あっ、30ms間ONの波形を録るのを忘れてました。

tube_curve_tracer_test_20110813_01_xy

X-Yプロットした時の波形です。X軸に電圧(100V/Div)、Y軸に電流(-20mA/Div)をプロットしています。壊れている方(電流が異常に流れる)の6ER5を使用していますが、10kΩの電流制限抵抗を直列に入れ、350x1.414=500V の脈流を与えています。

RIMG0294

実験時の風景です。ケースに収めたりしないと事故りそう…。今回の実験でこの回路で行けそうな事が分かったので、ケースに収めてやろうと思ってます。因みに、グリッド電圧は安定化電源を使用します。こっちは手抜き…というか、汎用性のあるもの(0~100Vを0.5V単位で変更できる等)を自作する自信がなかったので、市販の電源を使用します。
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