全段差動プッシュプルアンプ_6P43P-E(その5)

IMG_20171125_143802.jpg

このアンプの特性を計測しました。

6p43p_frequency_response.png

下は10Hzまではフラット、上は40kHzまでフラットです。200kHz, 370kHz近辺にディップがあるのは…左右で同じ傾向が出ているので、出力トランスの特性でしょうか。

6p43p_distortion_l.png 6p43p_distortion_r.png

歪み率は6BQ7Aの時と比べると全体的に良くなっています。0.5W付近で特性が変化しているのは出力管のプラス領域を使っている!?A2級動作している領域ですね。 もう少し増幅率に注意しながら設計するべきだったでしょうか。5%歪みは0.9W付近ですね。

6p43p_crosstalk.png

クロストークはかなり良いです。計測初っ端から-80dB以下をたたき出してビビりました。多分、これ以下は手持ちの計測器では測定できないです。



今更ですが、負帰還を思いっきりかけて(11.8dB)総合利得を落としている(14.5dB)ので出力はミニワッターなんですよね。でも、ミニワッターと言い切るにはヒーター電源の使用電力がちと大きい(3.9375W x 4)ので何ともな位置づけのアンプになってしまいました。といっても、回路全体で30Wを少し超えるくらいなので5%歪みで0.9Wなので十分ミニワッターの部類ですね。タイトルに「ミニワッター」を付けておくのだった~!




作成完了してまだ通電時間は4時間くらいしかたっていませんが、現状の傾向としては兎に角 音離れが良い。今まで作成した真空管/トランジスタアンプの中でも群を抜いて音離れが良いのではないでしょうか。クロストークが低いのと、全段差動PPであるからでしょう。それと、音が澄んでいます。今のところ、低音側が周波数毎にデコボコした出方をしている様な感じですが、通電しているうちに良い感じになってくれる事を祈ってます。



1日3~4時間アンプに火を入れて音楽を聴いていたら、5日目くらいに低音がデコボコせずにしっかりと出るようになったのを実感。どんな音楽をかけても上から下までしっかりと出てくれて、透明感のあるアンプに仕上がりました。
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