VMwareで CUI Linux の実行

今回は、VMwareをらしからぬ使い方をしている私の環境を書きます。
手っ取り早くいえば、TeraTermからSSHでログインしてWinSCPでファイルのアップ/ダウンロードをしているって事です。

私のメインマシンは Windows7 64bit ですが、色々と…特に組み込みLinux関連を触っているとLinuxマシンが必要となってきます。しかし、ノートPCしか持っていないのと、2台を起動して両者を行ったり来たりするのはいやだし、何といってもLinux側はたまにしか起動しないので専用PCを用意したりはしたくありません…今のところ。こういったわがままな要求につきあってくれるのが仮想PCソフトです。私はその中でも有名所のVMwareを使用しています。VMware Player は非営利目的であれば無償で使えます。なので、自作環境では無償版を使用しています。

Linuxを使用するといっても主にクロスコンパイル用で、コマンドラインで操作し、エディタはviを使います。つまり、GUIの機能をほとんど使ってないのです。こんな使用用途の場合、インストールするディストリビューションもCUIで十分。GUIにするとCPUパワーを使うのでもったいないのと、ディスク容量も半端無く膨れあがってしまいます。昔から使い慣れている環境はDebian系で、今は有名所のUbuntuを使用しています。UbuntuにもCUIのバージョンはあります。いわゆるサーバ用途のバージョンなんですがね。


■ VMware環境を構築する
VMwareのページから自分の環境に合った VMware Player をダウンロードしてインストールしてください。私のPCは Windows7 64bit版 なのでそれようのをインストールしています。

次に、Ubuntu の ISO イメージファイルを入手します。今現在の最新版は Ubuntu 14.10 ですが、あまり最新過ぎるとネット上で情報が少なかったりするので、Ubuntu 14.04.1 LTS をインストールします。64bit版でも32bit版でもどちらでもよいのですが、今後の作業内容を見越して 64bit版を選択しています。32bit版の方が有利な場合もあるのでVMwareはディスク容量さえ十分にあれば複数のバージョンをインストールできるので、両方いれるのも選択の一つです。

VMwareを起動し、「新しい仮想マシン」を選択すると iso ファイルを要求してきますので、ダウンロードしておいたファイルを選択します。Ubuntu 14.04.1は簡易インストール(VMwareが自動的にインストール作業をしてくれる)対応してくれているのでインストールが楽です。

vmware_ubuntu_server14_04_01.png

フルネーム、ユーザ名、パスワードを入力します。

vmware_ubuntu_server14_04_02.png

VMware上での管理名として仮想マシン名を入力し、インストール場所を選択します。

vmware_ubuntu_server14_04_03.png

ディスク容量の指定をします。デフォルトでは20GBですが、今後の用途を考え60GBを選択しています。大きい分には問題ないのですが、小さく指定してしまうとクロスコンパイル等でオブジェクトファイルが膨大になってディスク容量を食い潰されるというアッチョンブリケな現象に陥ったことが多々ありました。この場合は物理的なディスク容量に余裕があればパーティションの拡張をすれば解決するのですが、パーティション拡張ソフトを使う必要があるので厄介です。

vmware_ubuntu_server14_04_04.png

これらを選択したらインストールスタートです。後はインストールが完了するまでひたすら待ちます。

vmware_ubuntu_server14_04_05.png

インストール時に設定したユーザ名とパスワードを使用してログインします。キー配列が英語配列になっているので特殊文字を使用する場合は注意してください。その上で、以下のコマンドを入力してパッケージを最新にし、SSHを有効にします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get ssh


これで私の使い方ではVMware上での作業は終了です。あっ、ifconfigでIPを調べておいてください。

この後どうするかというと、Windows上でTeraTerm経由でUbuntuに接続して作業を進めます。なんでこんな事をするかというと、CUI版のUbuntuではWindows上でコピーした内容をペイスト出来ないとか、画面出力された内容をコピーできないとか何かと融通が利かないのでUNIX系本来の使い方であるリモートログインで作業を行います。TeraTermだとそれなりにWindowsライクな使い方が出来ますしね。

TeraTermはCOMポート用に使ってたりしたので、インストール画面を取れていません。ほとんどデフォルトでインストールしたと思います。SSHさえチェックを入れておけば良いのです。Cygwinとかは……使いたい人はチェックを入れてください。

TeraTermを起動すると接続先を聞いてきますので、SSH, TCPポート:22を選択してホスト欄にVMware上で動いているUbuntuのIPを記入します。このIPはVMwareにインストールする度に変わるみたいです。逆にインストールしなおさなければ次回も同じIPになります(自分で設定する事もできますが…)。SSH認証画面になります。初めてログインする場合はホスト鍵のフィンガープリントの登録画面になるので、接続を選択しておいてください。SSH認証画面ではユーザ名とパスワード(Ubuntuで設定した物)を入力してOKボタンを押下するとログイン出来ます。

teraterm_01.png

teraterm_02.png

teraterm_03.png

これでCUI環境は確立されました。独立したマシンとして使用するならこのままの使用でも良いのですが、Windows上にファイルを持ってきたいとかその逆とかをする場合はVMwareでフォルダの共有設定をします。が、それが面倒な場合は奥の手を使います。いや、正攻法かな?

SSHを利用してファイルのやりとりをするWinSCPというソフトを使用します。使い勝手はFFFTPみたいな感じです……知らない人は……使ってみてください。

winscp_vmware_ssh.png

私の Linux on VMware 環境はこんな感じです。GUIを使うソフトを扱う場合はUbuntu desktop版もインストールしているのでそちらも使いますが、結構GUIでCPUパワーを取られてしまいます。

tag : Linux

tag : VMware

トランス式 USB-DAC LCフィルタ版 その3

その2 ではトランスの2次側に 12kΩ の抵抗を繋いでいました(後続のプリアンプの入力抵抗が 50kΩ のボリュームになるので、合成抵抗が 10kΩ くらいになります)。が、E24系列では 13kΩ を繋いだ方がより 10kΩ に近づくので、13kΩ で再度計測してみました。

combined_resistance.png

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_0_VR2_820_R_13k_freq.png LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_0_VR2_820_R_13k_dist.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=13kΩ

周波数特性も雑音歪率もほとんど変わりませんでした。なので 13kΩ にした状態でよしとし、前に作成した トランス式 USB-DAC CRフィルタ版 の中身をごっそりと入れ替えることにしました。配線とかコネクタ、LEDはそのままにして、USB-DAC基板とトランス周りの基板を入れ替えました。

RIMG0608.jpg RIMG0607.jpg

音だし確認をしてみたところ、以前とは比べものにならないほどクリアになった気がします。低音部分も癖が無くなりました。まっ、USB-DACも取り替えてしまっているので電解コンデンサ部分がまだなじんでないのかもしれないです。

以前使用していたトランス(TPAS-2S)はもう1台USB-DACを作る必要があるので、そちらに回すことにします。

tag : DAC

tag : ぺるけ

トランス式 USB-DAC LCフィルタ版 その2

その1で計測した周波数特性ですが、6Hz付近がポッコリと膨らんでいます。入力波形の振幅を下げるとポッコリがなくなるかも…という話がありましたので、-6dBの波形を取ってみましたが、今度は20Hz以下で徐々に上昇していくというとんでもない波形になってきました。

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_820_R_12k_02_freq.png

周波数特性を計測するときに使用している電子電圧計はテクシオ・テクノロジーのGVT-417Bで周波数応答が20Hz~200kHz:±3%、10Hz~1MHz:±10% となっています。なので、20Hz以下って全然当てにならなさそうなんですね。こりゃまいった…です。なだらかに落ちていってくれているとあまり気にしなかったのですが、ポッコリと出っ張っていたり、上昇していったりなのでこの部分を正確に知りたくなってきました。

そこで白羽の矢が刺さったのがデジタルオシロスコープです。岩通のDS-5354で500MHz,2GS/sと高速サンプリングが可能です。タイ米を叩きましたから…。このオシロの補助機能でRMSを出してみると、-6dBFSではフラットな特性が続いている事が分かりました。それと次のように周波数が低くなってくると妙な歪み方をしている事が分かりました。

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_7Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 7Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_6Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 6Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_5Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 5Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_4Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 4Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_3Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 3Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_2Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 2Hz

LC_Filter_L2_7mH_C0012μF_R820_R_12k_1Hz
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ, 1Hz

AKI-DACのC5,C6でHPFが形成されているのは周波数が低くなるにつれて振幅が小さくなっている事から分かるのですが、ここまで波形が歪むとは思ってもいませんでした。


低周波数での歪みの事はさておき、テスト治具のL1,C1,VR1,VR2を変更した時の波形を計測してみました(いくつかはオシロの存在に気がつく前に測定した結果です)。L,Cの選定は共振周波数を計算して適度に組み合わせています。

LFP_resonance_frequency.png

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_0_VR2_820_R_12k_freq.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_5_6_VR2_820_R_12k_freq.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=5.6Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_680_R_12k_freq.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=10Ω, VR2=680Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_820_R_12k_02_freq.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=10Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_3_3mH_C1_001uF_VR1_0_VR2_750_R_12k_freq.png
L1=3.3mH, C1=0.01μF, VR1=0Ω, VR2=750Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_3_3mH_C1_001uF_VR1_0_VR2_820_R_12k_freq.png
L1=3.3mH, C1=0.01μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ

LC_Filter_L1_3_3mH_C1_8200pF_VR1_0_VR2_820_R_12k_freq.png
L1=3.3mH, C1=8200pF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩ

ここから分かったのは、L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR2=820Ω の時にかなり良い特性を引き出す事ができるという点です。VR2の値を変化させると右肩の鋭さが変わってきます。L1,C1を変化させるとLPFの鋭さが変わってくるのか全体の傾向が変化します。VR1 の値は周波数特性に関してはあまり関係ないみたいです。ただし、雑音歪率に影響していそうです。

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_0_VR2_820_R_12k_dist.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12KΩ

LC_Filter_L1_2_7mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_820_R_12k_dist.png
L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=10Ω, VR2=820Ω, R1=12KΩ

若干ではありますが、VR1=0Ωの方が雑音歪率が良いです。
ここまでの計測結果から、L1=2.7mH, C1=0.012μF, VR1=0Ω, VR2=820Ω, R1=12kΩに設定すると良い特性が得られそうです。ただ、NIHON KOHDEN TKD-T-2(600Ω:10kΩ)は2次側が10kΩであり、私はその後続に50kΩのボリュームを付ける事になる事から、R1=12kΩとするより、R1=13kΩとする方が合成抵抗が10kΩに近づきます。手持ちに13kΩが無かったので今回は試せていませんが、調達して計測してみようと思います。

tag : DAC

tag : ぺるけ

トランス式 USB-DAC LCフィルタ版 その1

以前作成したトランス式USB-DACだが、元となったぺるけさんのHPでLFPをCRフィルタからLCフィルタに変更したら性能がかなり向上したとの情報が入って来ました。ただし現段階(2014/10/19)では記事が改訂中のようです。何気に本日付けで定数も落ち着いたとの情報も記載されていましたが…。そこは見なかった事にして…。

掲示板上では少し前からLCフィルタにすると向上するとの記載とまだ実験途中の定数が提示されていました。その時に使用されていたコイル (千石電商で販売していた2.2mH/18Ω LHL06NB222J) はあっという間に売り切れてしまいました。ぺるけ効果は絶大です。そんな中、掲示板の方へ特殊電機株式会社なる所が似たようなコイルを販売しているとの書き込みがありました。コイルのDCR(直流抵抗)は8Ω前後と少々低いですが、抵抗成分であれば抵抗器を直列に繋いでやればいい話です。それにこの会社は Web Shop もやっていて、連続した値の物を買えるので実験する人にとっては非常に助かる存在です。秋葉原で売っているのはピンポイントな値の物しかないので、実験材料を買うのにはちょっといただけない状況でしたから。このような店(会社)を見逃す手はありません。何種類か購入して実験してみることにしました。

実験回路はおんにょさんのblogを参考に作成しました。抵抗を測定する時にSWを使って回路から切り離すって発想が無かったので非常に参考になりました。L側の抵抗はボリュームの値だけでなく、コイルを含めた抵抗値を測れるようにしてみました。

LC_filter_test.png RIMG0602.jpg

この回路を使って計測してみます。
トランスは以前ヤフオクで購入したNIHON KOHDEN TKD-T-2(600Ω:10kΩ)です。

RIMG0601.jpg

AKI-DACのR-chに作成した基板を取り付け、トランス、次段入力抵抗(ボリューム 50kΩ)を取り付けています。出力側には12kΩの抵抗を入れ、次段入力抵抗との合成で役10kΩになるようにしています。まずはぺるけさんの作例を参考に L1=2.2mH, C1=0.012μF を取り付けました。下に敷いている青い板はアルミ板です。これをGNDと繋げて外部からのノイズを低減しています。

VR1,VR2を変えると周波数特性が変化したり、歪率が変化したりして面白いのですが、変更出来る箇所が多くかつ、計測に時間がかかるので、大変な作業です。まだまだ最適値ではありませんが、VR1=10Ω(コイルと合わせて18Ω), VR2=820Ωにしたところ、次の特性が得られました。

LC_Filter_L1_2_2mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_820_freq.png LC_Filter_L1_2_2mH_C1_0012uF_VR1_10_VR2_820_dist.png

雑音歪率がメチャ低いです。驚きです。
まだ周波数特性で10Hz以下に膨らみがあるので、もっと追い込めそうです。

tag : DAC

tag : ぺるけ

TL-WR700N(故障品)で何処までできる? その1

FON2405Eのファーム書き換えで 有線-無線変換 に興味を持ち、他の物にも手を出してみようとして白羽の矢が立ったのが TL-WR700N です。

2c44a8905a.jpg

ヤフオクで無茶安いな~と思ったら、故障品として出品されている物でした。突然使えなくなったということなので、電気系統のトラブルかファームがいきなり消えたかかな? くらいの感覚で安さもあって入札しました。淡い期待を持って電源に指してみましたが、やはりウンともスンとも動きません。実験材料として購入したので、ケースを開けて診断することに。

ケースを開けるのに何気に苦労しました。何せ情報が少ない且つ中国語(?)なので、読めないのです。発売元の TP-LINK が中国の会社ですしね。開け方は、薄くて堅い物(私は精密ドライバを使いました)を上蓋の溝に入れて押し開けるです。コツはLEDのあたりにツメがあるのでそこから外す。ACコンセント側にもツメがありますが、この部分を最後にするといったところでしょうか。とにかく堅いです。

RIMG0589.jpg

RIMG0578.jpg RIMG0583.jpg

RIMG0584.jpg RIMG0582.jpg

使用されているチップは MIPS 24K をコアとしたSoC AR9331 です。SDRAMは A3S28D40(8Mx16) でした。こうゆう品でのおきまりはシリアルFlashだと思いますが、型番を見えなくされていて読み取れませんでした。ネット上で調べるとSpansion製のFlashを使っているとかの情報もありますが、自分のは他のベンダー製だと思われます。しかし、同じTL-WR700Nでも回路が何パターンか有るみたいですね。

それよりも驚愕だったのが、シリアルFlash(らしき物)の取り付けがこれぞ中華品質(!?)と言わんばかりの…。

RIMG0576.jpg

テスターで電源周りを確認すると、出力されていない事が分かり、更に追跡するとパルストランスの出力側から電圧が出ていない事が判明しました。電源制御ICは LNK625 を使っていて、それに対する電圧は出ているのですが、肝心の出力側に出ていない。トランスを取り出してインピーダンスを計測すると、出力側が何処かで短絡しているみたいでした。

RIMG0585.jpg

型番や仕様の分からないトランスというのは厄介で、これを代えるのを諦め、思い切って直流電源から電力を供給することにしました。それぞれのチップの許容電圧を見比べ、要所要所に配置された謎ICを降圧レギュレータと仮定して5Vを入力してみたところ、ビンゴだったようでLEDの点灯とWi-Fiの電波を観測出来ました。電源部以外は生きている様です。よかったです。

因みに、Wi-Fiの電波確認にはスマホの Wifi Analyzer を使っています。

wif_analyzer.jpg

基板裏面に "TP_OUT", "TP_IN" と書かれたいかにもって感じのパットが有ったので、接続先を追って AR9331 の仕様書と見比べると、シリアル入出力端子となっていました。

RIMG0588.jpg

オシロで確認すると何か出ていそうだったのでPCに繋いでTeraTermを起動した所、ログが出力されました。また、コマンド入力も出来ました。ただし、一般的なLinuxコマンドは無く、極限定されたコマンドのみ存在しています。"ls"って打ち込んで「そんなコマンドねーぞ!!」と言われた時は焦りました…。"help" もしくは "?" と入力するとコマンド一覧が出てきます。

RIMG0586.jpg




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Software Platform for MIPS
Creation date: Aug 24 2011, 18:58:10 (chenyunchuan@tp-link.net)
Copyright(C) 2001-2010 by TP-LINK TECHNOLOGIES CO., LTD.
CPU: AR9330: AP121 Board
CPU freq: 400 MHZ
SDRAM size: 8 MB
ipaddr:192.168.1.1
serverip:192.168.1.100
file:vxWorks.img


Attaching interface lo0... done
Rx clbufs 768 each of size 1756
eth_rx_netpool_init: allocated, pDmaBuf=0x80637910, buffend = 80782514
ATHRS26: resetting s26
ATHRS26: s26 reset done
eth_rx_netpool_init: done already!
Attached IPv4 interface to mirror unit 0
Press Ctrl+C to stop auto-boot...
0
auto-booting...
Uncompressing...done
Starting at 0x80001000...

Attaching interface lo0... done
Rx clbufs 768 each of size 1756
eth_rx_netpool_init: allocated, pDmaBuf=0x80e1f960, buffend = 80f6a564
ATHRS26: resetting s26
ATHRS26: s26 reset done
Arm the watchdog timer for the GMAC hang detect
eth_rx_netpool_init: done already!
Attached IPv4 interface to mirror unit 0
bDhcps = 2
AP_DhcpsDetectInit:create task DhcpDetect successfully
usrAppInitEx: 116: GPIO_OE = c00081d
usrAppInitEx: 117: CP0 CONFIG = 80208483
usrAppInitEx: 118: CP0 CONFIG1 = 9ee3519e

-->starting wireless...
APCFG task id 80c59bc0
sysWlanInit ...
Create WLAN event task tWLANEventTask
Create mem partion 0x80c3b380 for size 73728
Boostrap clock 25MHz
ar9300RadioAttach: Need analog access recipe!!
Restoring Cal data from Flash
ant_div_control1 = 0x9
ath_get_caps[4303] rx chainmask mismatch actual 1 sc_chainmak 0
ath_get_caps[4278] tx chainmask mismatch actual 1 sc_chainmak 0
Create OS_MESGQ Successfully at 0x80c103c0
osifp->queue_head = 0x80c106c0
ag7240MemInit: allocated, dmabuf=0x80b49a20, buffend = 80c02924
Entering Task Loop
Entering WLAN event Task Loop
-->wps is shutdown!
ERROR:wireless OR ACL disable
sending message 80b2aca0,24
TDDP: Now listening client request.
tddp is running.
wmosSemMCreate() pMud->mudDataSem:-2136170640



Software Platform for MIPS
Copyright(C) 2001-2010 by TP-LINK TECHNOLOGIES CO., LTD.
Creation date: Nov 28 2012, 11:22:09
# Starting WLAN !!!!
AP_STARTMODE=standard
AP_ENABLE=1
ATH_COUNTRYCODE=156
wlan_vap_create : enter. devhandle=0x803aed40, opmode=IEEE80211_M_HOSTAP, flags=0x1
wlan_vap_create : exit. devhandle=0x803aed40, opmode=IEEE80211_M_HOSTAP, flags=0x1.
osif_ioctl_create_vap: vap 0x80ffe970 vap->iv_unit 0
ieee80211_end_load: load done
ath0 end flag = 0x00028802
default
default
default
IEE80211-FREQ IOCTL vap 0x80ffe970 0,0,0
AP_CHMODE=11NGHT40PLUS

WLAN IOCTL AP_CHMODE=11NGHT40PLUS=11NGHT20=11NGHT40PLUS=1003
IEE80211-MODE IOCTL 1,11NGHT40PLUS,13
set mode 11,-2130709132,6
set mode retv 0

WLAN IOCTL AP_PRIMARY_CH=auto=1=auto=1002
IEE80211-FREQ IOCTL vap 0x80ffe970 0,0,11

WLAN IOCTL PUREG=0=0=0=1004
IEEE80211-SETPURGE IOCTL 0

WLAN IOCTL AP_HIDE_SSID=0=0=0=1005
IEEE80211-SETHIDESSIDIOCTL 0

WLAN IOCTL AP_ISOLATION=0=0=0=1034
IEE80211-setparam-nobridge 0

WLAN IOCTL AP_TX11NRATE==0=0=1041
set auto rate

WLAN IOCTL AP_11G_PROTECTION==0=0=1042

WLAN IOCTL AP_BEACON_INTERVAL=100=100=100=1043

WLAN IOCTL AP_FRAGMENT_THRESHOLD=2346=2346=2346=1044

WLAN IOCTL AP_RTS_THRESHOLD=2346=2347=2346=1046

WLAN IOCTL AP_DTIM_PERIOD=1=1=1=1045

WLAN IOCTL AP_WMM_ENABLE=1=1=1=1051

WLAN IOCTL AP_WMM_NOACK==0=0=1052
IOCTL set wmm noack 0

WLAN IOCTL AP_CYPHER_2==CCMP=CCMP=1000
Get EIOCGADDR

WLAN IOCTL AP_NO_EDGE_CH==0=0=1056

WLAN IOCTL AP_MCASTRATE==0=0=1018

WLAN IOCTL AP_MACFILTER_MODE==0=0=1038

WLAN IOCTL AP_MACFILTER_LIST====1000
Get EIOCGADDR

WLAN IOCTL AP_SHORT_GI=1=1=1=1055

WLAN IOCTL AP_DISABLECOEXT=1=0=1=1075

WLAN IOCTL AP_SSID=TP-LINK_6C578C=Hornet_test_xxxxxxx=TP-LINK_6C578C=1001
IEE80211-ESSID IOCTL 1,TP-LINK_6C578C,15
AP_CHMODE=11NGHT40PLUS
AP_CWMMODE=1
IEE80211-CWMMODE IOCTL 1
AP_AMPDU=0
AP_PURE_N=0
AP_TX_CHAINMASK=1
AP_RX_CHAINMASK=1
AP_SECMODE=None
WPS_ENABLE=0
Security Mode: None
IEE80211-setparam-authmode 1
AP_MACFILTER_MODE=0
ieee80211_open

wantypeDetectionDaemon() in Wantype.c
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
FIXME: ar9300GetMinCCAPwr
ar9300LoadNF: *** TIMEOUT while waiting for nf to load: AR_PHY_AGC_CONTROL=0x1d0d5a ***
ar9300LoadNF: *** TIMEOUT while waiting for nf to load: AR_PHY_AGC_CONTROL=0x1d0d5a ***

WLAN IOCTL AP_BASICRATES====1039

WLAN IOCTL AP_DEBUG=0==0=1062

WLAN IOCTL AP_TX_POWER====1073
Starting Hostapd
AP_SSID=TP-LINK_6C578C
AP_HOSTAPD_DEBUG=
AP_IPADDR=192.168.1.2
AP_SECMODE=None
WPS BSS init
WPS_ENABLE=0
AP_SECMODE=None
WPS OPEN BSS init
Adding ath0 in bridge ...
default
Set EIOCGMIB2
default


ブート時に「Press Ctrl+C to stop auto-boot...」と言って来ているので、Ctrl+C を押しながら電源を入れるとブートローダ部分と思われる所で処理が止まって "?" を入力するとコマンド一覧を見ることが出来ました。



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CPU freq: 400 MHZ
SDRAM size: 8 MB
ipaddr:192.168.1.1
serverip:192.168.1.100
file:vxWorks.img


Attaching interface lo0... done
Rx clbufs 768 each of size 1756
eth_rx_netpool_init: allocated, pDmaBuf=0x80637910, buffend = 80782514
ATHRS26: resetting s26
ATHRS26: s26 reset done
eth_rx_netpool_init: done already!
Attached IPv4 interface to mirror unit 0
Press Ctrl+C to stop auto-boot...
Stop auto-boot...
#
#
#
# ?
command description
-------------------------------
? print all commands
flash flash [read | write | erase | modify] offset dataAddr len
go start application at address 'addr':go [addr]
help print all commands
md memory display, limited 16KB:md start_addr len
mm memory modify:mm addr value
printenv print environment variables
reboot reboot the systerm
setenv [ipaddr | ipmask | serverip | file | delay]
tftp tftp [host] [get | put] [source] [destination] [-d]
update update [boot | vxWorks] [host] [image]
ping ping host
# printenv
magicNumber:0x424f4f54
bootDev:mirror
unitNum:0
ipaddr:192.168.1.1
ipmask:255.255.255.0
gateway:192.168.1.1
serverip:192.168.1.100
file:vxWorks.img
delay:1


"magicNumber" ってのが怪しいですが、何なのかは不明です。

元のOSには VxWorks が使われているみたいですが、Linuxを使用したOpenWrtも行けそうな雰囲気です。OpenWrtでは TL-WR800N 用のファームを書き込める的な事が書かれているので、挑戦してみようと思います。

tag : TL-WR700N

tag : Linux

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